誰か人生を教えてください・・・


by maple_r

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愛知県知事選-2

愛知県知事選-1

 さて、2/4の愛知県知事選挙であるが、自・公推薦の現職神田さんと、民主・社民推薦・元犬山市長の石田さん、そして共産推薦のあべさんの3人が立候補していた。

 神田さんはいい人である。弁護士出身で、言葉の物腰が非常に柔らかい。信頼を集めることが出来るタイプの政治家である。しかし、トヨタの犬なんだなあ。
 元気が良いと言われる愛知県経済は、このトヨタに依るところがほとんどであるから、トヨタの犬というのは愛知県にとっては良いことなのかもしれない。しかし、少しマクロな視点で捉えれば、絶対に良いことであるわけがない。さらに、トヨタの企業体質にしても、今以上に助長させるのは避けなければならないはずなのだ。

 石田さんもいい人である。個人的には昔から好きで、話も上手だし声も良い。一時期、小泉純一郎のルックスを意識して真似ていたのはご愛敬であるが。
 市長として、犬山でうまいことまちづくりを進めていると感心していたのだが、どうやら県政に出てくるらしいと聞いた時は耳を疑った。県政なんて面白くないからね、まちづくりを好きな人なら、県政なんかより市政の方が好き勝手出来て面白いに違いないんだから。
 しかも、民主から出てくるというのがショックだった。民主党は、支持団体がナニなのでちょっとナニでナニなところだから、選挙で票を入れたくないところなのである。結局、あれだけ市政を楽しそうに司っていた人が県政に民主からまつりあげられるということは、大人の世界のあれやこれやが色々あったんだろう。

 あべさんは全く知らないが、共産だけにアレなんだろう。
 
 
 神田さんと石田さんの選挙合戦がどんな展開を見せるか期待したのに、柳沢発言のせいで、すべてそれ一色になってしまったのだ。
 もともと民主には投票したくない上、今回の選挙戦ではただの自民叩きになって、ますます石田さんには入れられなくなってしまった。


 オレは政治右派であるが、右派政党を支持するかというとそうではなくて、政治とはバランスであると考えるから、極端に支持を集める政党を嫌う。一党独裁政治は良い物を生み出すわけがないから。
 今回は、あべさんに投票した。これは、当選して欲しいと願っての投票ではなく、共産は共産らしく、ただある程度の票を獲得して存在感を出さなければならないと思うから。しかし共産は志位委員長になってから冴えないねえ。


 結局、神田さんが石田さんに対して6万票程度の僅差で当選し、3選を果たした。
 月曜夜の全国ニュースでは、選挙戦時のVTRが少し流れていたが、石田さんが「私が当選すればね、柳沢大臣は辞任せざるを得なくなりますよ。みなさんの投票で辞任させることが出来るんですよ!」と街頭演説している姿が流れた。その声はいつもの石田さんのそれで素晴らしいものではあったが、石田さん自身は、本当にそんな演説をしたかったのだろうか。

 その後、名古屋ローカルのニュースで、政界から引退すると会見する石田さんが映った。
 とてつもない疲労感を漂わせ、やつれ、まさに敗者というオーラであった。
 年齢的にも、もう辞める時期かな、みたいなことを言っていたが、そんなことを考える人が県政に出るだろうか。まだたった61歳なのだし。

 今回の選挙では、石田さんは、石田さんという名前で土俵にすら登れなかったんではないだろうか。
 自分自身のスタイルで選挙を戦えずに政治人生に幕を閉じるのでは、さぞ無念であろう。

 そして、石田芳弘という政治家を失うことは、オレとしても残念なのである。
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by maple_r | 2007-02-08 01:10 | 雑記

愛知県知事選-1

 ネタの旬さから言ったら、昨日のメイプルの話よりも、この話を昨日にしておく方が良いんだろうが、オレにとっては何はさておきメイプルだから、これで良いのである。

 2/4は愛知県知事選挙があった。どうも、そのまんま東の宮崎知事選での話題が大きすぎ、こっちは柳沢大臣の失言による代理裁判の意味合いが強くなりすぎてしまい、かなり不本意な報道ばかりを目にした。
 個人的には、一週間前の日曜日に投票場まで間違って出かけてしまったくらい興味深い選挙であったのだが、柳沢大臣のせいでそっちばかりクローズアップされてしまい、選挙の本軸がズレてしまった。残念なことだ。

 大臣の失言については、政治家は弁士であり言葉が仕事の全てであるのだから、その口から職務上ふさわしくない発言をしてしまったなら辞職すべきであると考える。というか、政治家が失言をするっていうのは、本音をぶっちゃけることに他ならなくて、要はそういう思想の人間なんだということなのだ。
 かつての失言王の森よしろーなんて、タカ派というのではなく、正統な天皇至上主義の右派であったから、神の国とか国体とか、本人からしたらなんで怒られるの? とでも言いたくなるようなことばかり言っていたわけで、失言として捉えるより、より本人の内面を示す言葉として捉えることがふさわしいわけだ。

 この大臣の「女性は子を産む機械」という発言は、まああの世代の人間にとってはなんらおかしいことのない思想なんだろう。当時はそれで良かったのかもしれない、問題なかったのかもしれない。
 しかしね、今は時代が変わったのだ。女性がすべからく男性の庇護の元にひざまずく時代では無いのだ。そういう時代の流れをつかめない古い世代のままの頭の人間が大臣をして、少子化問題に取り組もうなんて、ちゃんちゃらおかしいんだよ。まあ、代議士センセなんて、その辺りを理解している人なんていないと思うがね。
 そもそも、少子化問題というのは現在に生きる生産年齢世代の人間が、将来の隠居後の生活の安穏を求めるために問題にしているだけであって、オレは日本の国土と中央一極集中の土地利用体制の下では、今の1億強の人口は多すぎると思っている。たとえは、国土交通省は建設業を減らそうとしていて、極端な話、半分にまで落としても良いと言っている。建設業を主たる収入とする生活人口は確か2000万人くらいいたはずなので、半分にすると1000万人が失業するわけだ。就業年齢に達していない子や老人を除けばもっと少なくなるが、まあ失業率が10%上がると言っても過言ではあるまい。

 その職にあぶれた人はどういう職に就けば良いかというと、第1種産業なわけだ。食料の自給率を上げるために。
 ところが、国内は減反政策や産地廃棄など、自給率を上げることを自ら放棄したり、アメリカさんの戦後から続く食育で日本人の食生活を洋食ずっぽりにして、小麦を買え~、牛肉を買え~、と、にっちもさっちも行かない状況なのである。

 つまりはこの人口を維持出来る母体が無いわけで、人口減少は当然のなりいきだと考えるわけだが、個人的には子供を欲しいんだがなあ……とほほ。


 と、県政の話のまくらに国政の話で長くなってしまったので、続きは次回に。
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by maple_r | 2007-02-07 01:20 | 雑記

茜差す 楓街道


 メイプルロードは、今のターファイトクラブに入会する時に出資した馬の中の一頭である。出資したのは、彼女が1歳の春頃だったと思うから、今より6年ほど前か。
 馬代は900万円。100分割で、一口9万円。馬は値段で走るわけではないが、それでも安い馬は安い馬なりに、その馬に望む成績というのはあるわけで、この馬については未勝利戦で何度か入着してくれて、あわよくば1勝でもしてコツコツと走ってくれれば良いな、というものだった。

 この馬より一つ上の世代の馬も一頭出資して、それが未勝利戦でも箸にも棒にもかからず、着賞金はおろかタイムオーバーにさえなる始末で、やはり馬は難しいんだな、と思っていた時に2歳夏で早期デビュー。
 デビュー戦では道中どんどん下がっていってしまったものの、最後はワープしたかの追い込みを見せて6着。初の着賞金をもたらしてくれた。
 次戦で2着。初の掲示板と馬券。その次に優勝。上の世代の馬がデビューしてから、わずか半年後である。厳しさと楽しさを、最初の二頭で味わい、すっかりクラブ馬から離れられなくなったのである。
 
 夏の小倉で勝ち上がった馬は、小倉2歳ステークスを目指す。
 メイプルロードも、夏の間に4度目の小倉までの輸送となるにも関わらず、小倉2歳ステークスに出走する。
 もしこの馬に出資していなかったら、もしターファイトクラブにすら入会していなかったら、この馬の馬券を買っただろうか。そんな低人気の馬の馬券を買って応援する。もちろん、出資する以上は、勝つ見込みがあると期待している。
 そして、その期待に応え、メイプルロードは小倉2歳ステークスに勝利した。初勝利から2週後、いきなりのGIII勝ちである。

 フロックだとか、馬場が荒れていたからだとか、色々なエクスキューズが付くかもしれないが、現実問題として賞金は加算され、重賞勝ち馬として4歳まで過ごすことになり、クラシックに駒を進める。オレの大好きな桜花賞は熱発というアクシデントにより、直前取り消し。オークスは最下位。小倉2歳ステークス勝ち馬の例に漏れず、早熟馬の烙印を押されるが、それでもメイプルロードは走り続けた。

 
 今のJRAのCMで、レミオロメンがBGMに流れている。レースの映像に「なかなか勝てない馬がいる」というスーパーが重なる。このCMが、小倉2歳ステークス以降、トータル50戦以上しながら勝ち星を挙げられなかったメイプルロードに重なってしょうがない。
 ここの、ブランドCMというヤツ。
 どんなレースだって絶対に手を抜かず、最後は必ず差を詰めてきた。彼女自身は毎回毎回真剣に走って、それでも届かない。

 あきらめなかった。

 正確に言うと、52戦、あきらめずに走り続けてきた。
 CMでは、「今日も、その馬が走る」と出る。
 しかしもう、メイプルロードが走ることは無くなった。
 
 引退が決まった。
 あきらめずに走り続けてきたが、結局届かなかった。
 それでも、走り続けてきたメイプルロードの姿を、決して忘れない。忘れられない。

 ありがとう。おつかれさま。
 
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by maple_r | 2007-02-06 01:08 | 競馬