誰か人生を教えてください・・・


by maple_r

夏の終わり−2

 26日金曜日。
 山本屋の味噌煮込みうどんを宅配でいろいろな家に送る。ひつまぶしを食べる。天むすを食べる等々、食べ物のことだけは決めてきたというが、行くところは名古屋港水族館と竜泉寺ウォーターパークくらいだなんて、「時間を無駄にしたくないから、ちゃんと予定を決めて行動しよう」なんて言ってから来たくせに、どうも行程をたてにくいことを言うし。

 とりあえず山本屋で配送分を済ませて、その後で名古屋港水族館に行こうという予定で家を出る。目的の山本屋は、名東区極楽店。向かう途中で、万博には行かないでも、会場を外から見るついでにリニアに乗ったらどう? ということで、上社からグリーンロードを東へ走り、万博前を通り過ぎてリニアの終点駅万博八草へ向かうこととした。
 
 グリーンロードを走っていると、目の前に大きな建物が見えてきて、「あれ、何?」と言うから、「トヨタ博物館」「じゃあついでに見ていこうか」。

 妹は元々、オレのスカイラインを預けているとき、喜んで乗っていたくらいのクルマ好きで、ずいぶんと楽しみながら見ていたようだが、妹婿は「最近のクルマが無いからつまんねー」「なら、ディーラー行けよ」と。
 個人的には、'50〜'60のフェンダがぐおんぐおんうねったRがついてるビッグトルクマシンなんか、今では見られない優美さがあって好きだなあ。2Fのトイレ周りにあるようなクルマね。

 トヨタ博物館を出て、万博八草駅へ。みんなを降ろして、オレは一人でクルマを運転して、始発駅の一つ手前、はなみずき通り駅まで戻り待機。「待ってるからー」と電話すると、まだ八草駅にいるという。「モリゾーとキッコロがいたんで、写真撮ってました。それからアイス食べてて、まだリニア乗ってない」って、それが時間を無駄にしたくないって言っていたやつらの行動か!

 みんなを乗せて、再び山本屋へ。
 ここは滞りなく済んだが、すでに時計は13時を廻っている。最初は、水族館の周り、イタリア村とかで昼飯を食べようかと思っていたのだが、どうもみんなは名古屋のものを喰わせろとうるさい。ならばしょうがない、言われた天むす屋に行くか、ということにした。

 大須にある千寿という店を調べて来たそうで、名古屋港に行くなら大須なんて寄りにくいところはイヤだったんだが、まあ連れて行けというのだからしょうがない。 
 天むすって、この千寿という店が発祥の店で、商標登録までしてあるのだそうだ。

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 ひなちゃんとなっくんと天むす


 天むす5つで672円。一つあたり130円? 今時、ふんわかおにぎりとか言うのが160円とか200円近くで売られていることから考えれば、かなりリーズナブルである。
 コンビニで売られている天むすは、ただおにぎりの具がエビ天になっただけであるが、この天むすは酢飯の酢もじゃっかんキツく、おにぎりというよりは軍艦巻きのごはんが多くなったようなもので、なるほど、エビ天にごはんを巻いて食べるということなのね、と発見した次第である。
 
 せっかく大須まで来たのだし、ここで大須ういろに行ってあげまん棒でも食べさせてやろうかと思っていたら、「そんなゆっくりしてたら、水族館楽しみにしているひなちゃん怒り出しちゃうから、早く行こう」と。いやはや、この休みでは、子供のペースというものをイヤと言うほど思い知らされた。

 ということで一路、名古屋港水族館へ。
 ここはもう3度目くらいかなあ。イルカショウが、やたらとお勉強モードなのがイヤな水族館(イルカの特性について、もう良いよというくらいに解説を挟む)なのだが、今回驚いたのはペンギンの水槽。およそ10mくらいの幅の水槽の中に、数え切れないほどのペンギンがわらわらと!
 氷河を模した陸地と海、そのどちらにも溢れんばかりのペンギンがいて、水の中で泳いでいるペンギンは、やたらスピードを上げているし、しかもお互いぶつかっているし、どうなってんだよ、これは。

 写真を撮り損ねたのは痛いが、ホント、今、名古屋港水族館行ってペンギンの水槽見ると、驚くこと請け合い。

 
 あらかた水族館を見回ると、すぐにひなたは飽きが来る。イルカショウの時にちらと見えた、水族館横の遊園地が気になるらしい。
 「だってひなちゃん遊びたいんだもん」
 この、だって〜〜なんだもんが姪の口癖で、誰の言葉を覚えたんだろうか。ちょっと性格悪し。

 妹、甥、母を水族館に残し、妹婿、姪、オレの3人は水族館を出て、横の遊園地へ。
 一昔前の遊園地なのであるが、遊具が最低300円。で、6歳以下の子供は、必ず保護者の付き添いが必要。姪が、「メリーゴーランド乗りたい」と言うと、姪が馬に乗って300円、保護者がその横に付き添いで立っていて300円。都合、メリーゴーランド一つで600円である! 妹婿は、「横の馬に乗っていて良いですよ」と言われ、何が悲しゅうて31歳のおっさんがメリーゴーランドにまたがっているのか。
 他の、イルカがプールをぐるり一回転するだけのしょぼい遊具や、ただ上に上がってぐるぐるまわるだけの遊具等々、すべて保護者必要で最低600円。これなら、パスポートを買えるTDLとかのほうが、よっぽど安く遊べるくらいで。
 
 どうせ付き添いが必要なら、少しは大人も楽しめる遊具を、と探したのだが、お化け屋敷の類は姪が嫌がるから入れないし、絶叫系(と言っても子供だまし程度だが)も怖がるし、ならば、これならどうだというのが「-30度の世界」というやつ。
 遊具は妹婿と姪と二人で乗らせて、オレは端から見ていて写真撮ったりしていたが、これならライドタイプじゃないし3人で入れるんじゃね? ということで、うーむ、なんだかわからんが暑いさかりだし、涼しいのは良いことだろうと入ってみるとした。

 これは一人500円! 3人で1500円である。たっけー。
 と、券売機で買ったチケットを1500円分渡し、3人で施設の奥に歩いていく。
 すると、自動ドアにぶち当たる。自動ドアの前で様子をうかがって、さっと入ると………




 さっみー!!!!!!!!




 外気は30度近く。それに対して、ここは-30度。つまり気温差60度である。部屋に入ったとたん、トラップがかかって全身を矛が貫いた。そんな感じで、とてもじゃないが、こんなところにおれん!
 姪は、表情を凍ばらせ、なんの思考も出来ない状態に陥っている。
 オレと妹婿は出口に向かってダッシュ。中には南極や北極を模したデザインやシロクマ等のぬいぐるみがおいてあるのだが、そんなんどうでも良い。とにかく出るに限る、こんな施設は。
 と、5秒くらいで1500円が消えていったのであった。

 この後、一人600円の観覧車に乗ったり、妹の携帯が繋がらなくなって落ち合えなくなったり、姪が寝ちゃったり、連絡取れないぞどうするんだと言っている妹婿とオレを尻目に妹らはお茶していたとか、そんなこんなで二日目の日は暮れて。

 この日の宿泊場所は、納屋橋のすぐ横。名古屋港から一路納屋橋へ向かい、チェックインした後に食事に向かう。
 しかし金曜の夜。しかも堀川脇の居酒屋群とあっては、家族連れではそうそう入れず、30分も放浪したろうか。ふと、うなぎ屋があるじゃん、と。
 
 ここでひつまぶしを食べ、二日目は終わるのであった。

 しかしさあ、ひつまぶしで、だし汁をかけて食べるというのは、うなぎに対する冒涜では無いの? やっすーいうなぎならそれもアリかもしれんが、3000円近くする鰻丼に汁をかけるというのは、ひつまぶしから育って無い人からみると、ちょっとねえ……と思うのですよ。
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by maple_r | 2005-09-02 00:47 | 雑記