誰か人生を教えてください・・・


by maple_r

角膜潰瘍再発

2003/3/4付けのだりいだいありより---------
 医者というと一般の人は、内科・小児科、歯科、耳鼻科、皮膚科くらいをすぐに思い浮かべるだろうし、通院したことのある可能性も高い科だろう。
 これらに対して、外科とか泌尿器科とかになってくると、あぁなんかちょっと怖いな、おいそれとかかりたくないなと思うようになるのではないだろうか。
 
 そんな中にあって、眼科である。
 視力の良い人にとっては、全く意識した事の無い科かな。視力の悪い人であっても、メガネやコンタクトレンズを作るときに視力を測るだけに行くとか、歳を取って白内障・緑内障に罹ってから用が出てくる類と考えていないだろうか。
 私は小学低学年から視力が悪かったこともあって、眼科には昔から何度も通院したことはある。それで、医院に貼ってある眼病のいろいろな写真とかを見ていたこともあり、実はココも恐ろしいんじゃないか……とは思っていたのだ。
 
 
 土曜日の昼頃から、左眼がなんとなくショボショボとしていたのだ。
 夜になって東京から帰ってきても、まだなんとなくおかしい。
 最初は、花粉症かとも思った。ショボショボするし、東京で大量の花粉を喰らって、ついに花粉症発症かとね。
 でも、ショボショボするのは左眼だけだし、鼻・のどは全く問題無いから、さすがにそんな花粉症は無いだろうと。
 
 ものもらいは良く出来るけど、それとも違う感じなのだ。
 ものもらいは、上まぶたとか下まぶたに腫れ物が出来て、それに眼球が当たるから、当たる位置は常に決まってるということで、出来かかったらすぐにそれと判るの。
 でも、今回は最初ショボショボで、だんだんと痛みが出てきて、その痛みというのも、なにかまつげかそれよりも大きなものが入ってるような印象だったんだな。
 
 日曜は、まあ目をこまめに洗えば良いかと思って、大した事無いと考えてた。
 それでも、抗菌目薬は少し差してみたりもしたんだがね。
 
 月曜は、忙しいというよりも慌しくて、この慌しいというのは、自分の仕事にじっくり取り組む時間が無く、誰かの都合に振り回されるというか、あっちのアポ、こっちのアポとかなんだかんだがあって、さらに雨も降っていたから、予約してあった歯医者にはしょうがなしに行ったけど、それに加えて眼科にも、という気にはならなかったのだ。
 
 そして今日。
 なにかが入ってるのだと思っていたから、目を洗ったりしたときとか、涙とかで、いつか流れ出ると思ってたんだけど、まだ痛い。なんでだろう なんでだろう と思ったのだが、あきらめて眼科医に行ったのである。
 
 
 診断席について、「ものもらいでは無いと思うんで、結膜炎かなあと。よくわかんないんですけど、なんか痛いんです」と言うと、水平になった電子顕微鏡みたいな測定装置出してきて、いろいろとチェックを始めた。
 「うーん、結膜炎では無いねえ…………角膜だね、原因は…………おおっ………おおお………うーん………」
 とかいいながら、時折写真を撮るようにストロボが焚かれ、時折なんかの薬を塗られて、さんざん診察された。
 そして、「これを見て」と言って見せてくれたのが、黒目を拡大した画像。左上に黒目の核があって、右下に少し白目が写ってる。白目といっても、充血していてほとんど真っ赤だけど。その黒目の右下に、白い筋が写っていた。
 「ここにね、穴が開いてるんだよ。胃潰瘍とかあるでしょう。あの潰瘍と一緒。粘膜が弱って剥がれ落ちて、中の胃壁が傷つくのが胃潰瘍。これは、角膜がはがれて行ってる。単刀直入に言うけど、簡単な病気じゃないです、これは。この傷がこの黒目にかかってたら視力は無くなっちゃう。今は角膜の中で、大きさ的にもまだ大丈夫なくらいだけど、もう少し大きかったりしたら、すぐに入院してもらうような病気です、これは」
 「うげっ」
 
 今回の角膜欠損、原因としては、菌の感染症と、免疫異常とが考えられるらしい。で、どちらが原因なのかは特定出来ないのだが、治療法が全く逆になる。免疫異常の治療にはステロイド系薬品を使う必要があるのだが、もともとの副作用として感染症を引き起こす薬品。ということで、最初は感染症対策の抗生物質の目薬で様子を見る。
 これで治れば問題無し、治らなければステロイドの投与となるのだ。
 ただ、感染症での症状は、4日経ってしまっていたら、もっと大きな欠損になっていて当然らしい。なので、恐らくは免疫異常じゃないか、と言うのだがさて……。
 
 でも、目の中に軟膏も塗らなければならなくて、その塗り方を教えてもらうために、抗生物質系の軟膏を目の中に入れたんだが、これを入れたら、すっと痛みがひいた。なので
 「あ、このクスリ、効くみたいですよ。痛みがなくなった」
 「さっき麻酔塗ったから、そのせいだよ。あと10分もしたら麻酔切れて、また痛くなるから」
 「がくっ」
 
 しかし、免疫異常の場合は、身体の内側に原因があるってことだからね。それはそれでヤバいよな……。 

以上引用終わり---------------------

 ということで、免疫不全による角膜潰瘍が再発してしまった。
 ダービーの日の夜、なんか左目がしょぼしょぼする気がして、そのまま今週一週間しょぼしょぼし続け、だんだん痛みが増してきた今朝になって、ようやく角膜潰瘍のことを思い出した。あわてて目医者に行くと、「ああ、出来てる出来てる」と。幸いにして、欠損部分は前回よりも広がってはいないようで一安心。「しかしあれだね、免疫に問題があって角膜潰瘍が出来る人は、他の部分にも病気が出てくるんだけど、持病は無いの? リウマチとかが多いんだけどねえ」とのことで、オレが気付かないうちに、何か他のところでも病気が進行しているのだろうか。

 ついでと言ってはなんだが、昨年末に新調したメガネについて尋ねてみることにした。このメガネを作るとき、これまでになく細かい調整をしてもらっていて、例えば今までなんとも思っていなかったが、オレの目は左右で視軸がズレているんだそうだ。右と左、片目で物を見ると、上下方向に違う位置に見えるのである。これは本来斜視につながる異常で、目玉が斜視になれば象は正位置に見えるが、目玉が正位置にあるために象がズレて見えるわけで、これをレンズで補正した。右は上にあるように見えてしまうので下側に見えるように補正し、左は逆に上側に見えるように補正したのだ。
 ところがこの補正、遠くの物体を見るためには非常に効率良く見えて具合が良いのだが、近くの物を見ようとすると非常に目が疲れる。パソコンや本を見る時などの、いわゆるカメラでいうマクロ的な物を見るときに、ああ左目がヘンなところを見てる! という感覚になってしまうのである。これを先生に聞いてみたのだ。
 「合ってますよ。度も瞳孔位置も合ってる。問題無いよ、このレンズで。ああそうか、あなた今、何歳?」
 「え? さんじゅう……なな? ろくだったかな」
 「あのね、老眼は近くの物が見えなくなってくるんですよ。だんだんそうなってくる」
 「ろ、ろうがん……」

 ということで、もう相当なポンコツだなあ、この身体。しくしく。
[PR]
by maple_r | 2005-06-03 21:07 | 雑記